「新築に床暖房は必要なのかな」
このようにお考えの方も多いですよね。
今回は、床暖房を設置した際の失敗を紹介します。
興味をお持ちの方はぜひ読んでみてくださいね。
(リンナイホームページより引用)
□床暖房を設置して失敗したと思う理由
ここでは失敗したと思う理由について5つ紹介します。
1つ目は、暖まるのが遅いことです。
暖めるスピードは圧倒的にエアコンの方がはやいです。
ある論文によると、9℃の部屋を22℃に暖めたケースでエアコンだと35分、床暖房は2時間10分という結果になりました。
そのため、エアコンだけでも良いのではないかと思う方も多いかもしれません。
2つ目は、光熱費が高いことです。
床暖房はエアコンよりも光熱費がかかります。
毎日8時間ほど使用した場合月々4700円の電気代がかかります。
3つ目は、赤ちゃんに危険なことです。
直接熱源がでていないので赤ちゃんにも安心だとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、床暖房には低温やけどの危険性があるのです。
大人よりも赤ちゃんは床との距離が近いため脱水症状になる危険性もあります。
赤ちゃんを寝かせる場合はマットなどを敷くようにしてくださいね。
4つ目は、乾燥です。
エアコンは乾燥するものだという認識がある方が多いと思いますが床暖房もおなじです。
どちらにせよ加湿器の準備をしておくことをおすすめします。
5つ目は、メンテナンスが面倒なことです。
ガス式の床暖房の場合、循環液の補充が必要です。
補充が面倒に感じる方もいらっしゃるでしょう。
□寒さ対策なら、床暖房の前に家の断熱、気密性に着目すべきである
部屋を暖かくしたい方は床暖房を考える前にそもそもの家の断熱に着目してみましょう。
断熱性、気密性が高ければ足元が寒い、光熱費が高いなどの悩みが軽減されるでしょう。
断熱性が高い家は、夏は涼しく冬は暖かいというベストな状態を実現できます。
新築であれば、床材を無垢材にすることで、暖かい家にすることができますよ。
また、光熱費がうくのもとても嬉しいことですよね。
断熱性、気密性が高いと床もあたたかいため床暖房が必要なくなるのです。
あえて床暖房を取り入れる必要がなくなりますね。
□まとめ
今回は、床暖房を設置して失敗したと思うことについて紹介しました。
床暖房について意外だったこともあったのではないでしょうか。
この機会に床暖房についてしっかりと検討してみてくださいね。
ご相談がございましたらいつでもお問い合わせください。