注文住宅を建てる際に忘れてしまいがちなことが、コンセントの位置への配慮です。
暮らしの中でコンセントが適切な位置になければ、暮らしが不便になりストレスがたまるでしょう。
そのようなミスを防ぐために、コンセントの配置の考え方を伝授します。
ぜひ、参考にしてください。
□コンセントの配置の考え方についてご紹介!
コンセントの配置を考えるうえで、指標としていただきたい項目が4つあります。
1つ目は、コンセントの数です。
コンセントの数は、2畳あたりに1か所がよいでしょう。
コンセントの数は少なすぎると足りないですが、多すぎると無駄な手間と費用が掛かってしまいます。
最適な数を検討しましょう。
部屋によって、コンセントの数を変えるのもよいでしょう。
例えば、寝室とリビングは多めにして、玄関や脱衣所、廊下は少なめにするのもよいでしょう。
2つ目は、コンセントの位置です。
コンセントは、対角線上に分散させて取り付けましょう。
この位置に配置することで、たこ足配線を無くせます。
3つ目は、コンセントの種類です。
コンセントの種類とは、具体的には口数のことです。
口数に関しては、2口のものをおすすめします。
4つ目は、高さです。
高さは、使用する場所や頻度により使い分けましょう
よく使用する場所は、抜き差しがしやすいように高めに設置するのがよいでしょう。
発火の恐れがあるので、水滴が飛びやすい場所は避けましょう。
掃除機などで使う場合は、絡みにくいように低めに設置しましょう。
通常の高さは25センチメートルですが、おすすめは40センチメートルから45センチメートルです。
□電気図面で見るべきポイントについてご紹介!
注文住宅を建てる際の打合せで、コンセントの位置の確認も行います。
その際に、使用するのが電気図面です。
電気図面には、コンセント、スイッチ、照明、電気家具などの設置予定場所が載っています。
電気図面を確認する際に、何からチェックすればよいのかわからないという方も多いでしょう。
そんな方は、以下の3つの項目についてチェックしてみてください。
まず、コンセントが扉の影になっていないかを確認してください。
扉の影にコンセントを設けてしまうと、差し込みにくかったり扉とぶつかってしまったりします。
次に、コンセントの場所が中途半端で使いづらい場所にないかを確認してください。
使いづらい場所にあると日々のストレスに繋がります。
最後に、家具を置く予定の位置とかぶっていないかを確認してください。
家具とかぶってしまうと、せっかくのコンセントが使用できなくなります。
□まとめ
注文住宅をお考えの方に、コンセントの位置について大切な点をいくつかお伝えしました。
本記事に関して、ご不明の点がございましたら当社までご連絡ください。
当社は、全力で快適な住宅づくりのお手伝いをさせていただきます。