注文住宅をご検討されている方、断熱対策は万全でしょうか。
断熱対策をしていないと、地域によっては極寒の冬を過ごさなければならないかもしれません。
そのような状況を防ぐためにも、本記事では断熱対策、今回は特にセルロースファイバーについて豊橋市で採用している当社が解説します。
□セルロースファイバーとは
セルロースファイバーとは断熱材の一種で、回収された新聞古紙を主原料として作られている、環境に優しい断熱材です。
グラスウールやロックウールなどのボード状に形成された断熱材は施工現場で一定の寸法にカットして埋め込まれているため、カットする際に隙間ができ、住宅の気密性の低下、断熱性の低下につながってしまいます。
しかし、セルロースファイバーは綿のような状態になっており、それを壁の空洞に吹き付けていくため、安定して断熱性能を発揮できます。
□セルロースファイバーの強さについて
セルロースファイバーは上記で述べた断熱性以外にもさまざまな機能や良い点があります。
1つ目は、吸湿機能です。
人は温度だけではなく、湿度でも快適かどうか判断するため、湿度調節は重要な要素です。
人は一般的に40〜60パーセントの間の湿度を好み、セルロースファイバーは湿度を60パーセント前後に保つ機能を持っているため、快適な状況を作り出せるといって良いでしょう。
また、吸湿機能のおかげでシロアリや、カビ、ダニの防止にもなります。
2つ目は、防露性能です。
具体的には、パルプ繊維の持つため、室内の表面結露、内部結露を防げます。
そのため、住宅の建材の腐食も防げるでしょう。
3つ目は、体に優しいことです。
セルロースファイバーは植物繊維であるため、万が一体に入ってもそのまま排出されるため、人体に影響はありません。
また、目に見えるほど粒子が大きいため、アスベストのような発がんの心配もありません。
またその他にも防音性、防火性、防虫性など、断熱性能や吸湿性能以外にもさまざまな性能があり、メリットも多いです。
しかし、その他にもさまざまな種類の断熱材があり、万人に適している建材はないため、ご自身の希望が何かを熟考したうえで、ご自身に合ったものを選びましょう。
□まとめ
本記事では住宅の断熱性について、セルロースファイバーという断熱材に焦点を当てて解説しました。
本記事では断熱性に焦点を当てて建材をご紹介しましたが、断熱性の観点だけでなく、さまざまな観点から建材を検討して選ぶようにしましょう。
当社は豊橋市を中心に注文住宅を承っておりますので、お気軽にご相談ください。