注文住宅をご検討中の皆さん、防犯対策は万全でしょうか。
「住宅の防犯対策にどのようなものがあるのかわからない」という方もいらっしゃると思います。
防犯対策を怠ってしまうと、気づかないうちに空き巣のターゲットにされている可能性があります。
そのため本記事では、安全な住宅にするための防犯対策をご紹介します。
□住宅の防犯対策について
住宅の防犯対策には機械を用いたものや防犯対策用の素材を用いたものなど、さまざまな種類がありますが、本記事では4つご紹介します。
1つ目はピッキング対策です。
ピッキングとは、特殊な工具などでかぎを開けられてしまうことで、一般的にかぎがディスクシリンダーというものを使用している、かぎがギザギザしているものはピッキングに弱いとされています。
そのため、ピッキング対策としては、かぎの表面にくぼみがあるディンプルシリンダーや、磁石の特性を利用したマグネットシリンダーなどを選びましょう。
ピッキングの道具は正当な理由がない状態で所持しているだけで逮捕されるため、近年ではピンキングによる被害は減っていますが、古いかぎを用いている家が狙われた場合はほぼ間違いなく侵入されてしまうため注意しましょう。
2つ目は、補助かぎの設置です。
補助かぎのメリットとしては、ピッキングをする際に通常であれば1カ所のかぎを開ければ良いところを2カ所開けなければならないため、空き巣にとっては2倍の手間がかかることが挙げられます。
また、空き巣はこの手間を避けようと補助かぎのついた家をターゲットとしないため、そもそもターゲットにならないこともメリットといえるでしょう。
3つ目は、庭に防犯砂利を敷くことです。
防犯砂利を設置することで、人が歩いていることを周囲の人間に知らせます。
空き巣は音と光に敏感であるため、効果は大きいと言えるでしょう。
防犯砂利は庭全体に敷いても良いですが、まずはお隣の家との境界になるサイドヤードと、北側のサービスヤードなどの人目のつきづらい場所に敷きましょう。
4つ目は、センサーライトを設置することです。
センサーライトとは、人感センサーを搭載しているライトのことで、動くものに反応して点灯します。
前述のとおり、空き巣は光を嫌うため効果は大きいです。
センサーライトには、ソーラー式、電池式、コンセント式の3つがあり、どれも良い点と悪い点があるため、専門家に相談などをしてご自身の住宅にあっているものを選びましょう。
□まとめ
本記事では、住宅の防犯対策についてご紹介しました。
せっかくの自宅が、空き巣によって台無しになってしまわないように防犯対策には細心の注意を払いましょう。