こんにちは、豊橋市で自然素材住宅と地下空間住宅を作っているナナハウスの中島です。
いつもご拝見いただきありがとうございます。
本日は阪神淡路大震災から25年目と、まずは震災によりお亡くなりになられた方々へご冥福を
お祈り申し上げます。年を重ねるごとに記憶が薄れていきがちですが、私たち住宅会社も地震
に対する意識を強く持ち、ご家族を地震から守る家づくりを進めていきたいと思います。
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さて、先日は屋根の種類を大枠として4種類、そしてその4種の耐久性をお伝えさせていただき
ましたが、本日は価格部分についてお伝えさせていただきます。ただ地域性と会社によっては
ばらつきがございますので、あくまでもご参考という形でご了承ください。
①粘土瓦 :8,000円~11,000円/㎡(材・工事費込み)
②スレート系:4,800円~8,000円/㎡( 〃 )
③セメント系:6,500円~8,700円/㎡( 〃 )
④金属系 :7,000円~9,000円/㎡( 〃 )
というように長持ち順にお値段も変わりますが、35年に渡り住宅ローン返済で購入する訳です
から、少々お値段は高くても長持ちした屋根材を選定された方が良いと思います。
仮に30坪のお家で積算してみますと・・・概ね屋根面積70㎡あったとします。
瓦が㎡=10,000円×70㎡=700,000円
スレート=7,000円×70㎡=490,000と210,000円の差があります。
しかし、耐久性の関係で10年ごとに塗装のメンテナンスを行わないと持たないので、仮に塗装が
㎡=3,000円とすると210,000円になり35年となると、3回行うので630,000円になります。
そして、更に屋根塗装については外部に足場を設置しないと危険ですし、作業に支障をきたすため
足場代が加算され1回あたり200,000円ほどUPします。総費用は何と!1,230,000円に!
瓦と比較して100万も多く費用が掛かるのです。恐ろしい~~。
というように結局、高くなってしまいますし、スレート瓦は厚さが薄いので割れなどにより葺き替え
が必要になったりします。やはり目先の安さも魅力ですが、35年持たせる家の事を考える必要があり
ます。前回の記事でも書きましたがデザインによっては使えない屋根材もありますが、どういう家に
住みたいか?という根本的な考えの上でしっかり家づくりを検討された方が良いですね。
ほんと、家づくりって知らないとお金がめちゃくちゃ掛かるんだなぁって今でも感じますね。
また何かご質問等がありましたらお気軽にお問合せいただければと思います。
では、次回は屋根材の重さについて伝授したいと思います。
では、また。(^^)/