こんにちは、豊橋市で自然素材住宅と地下空間住宅を作っているナナハウスの中島です。
いつもご拝見いただきありがとうございます。
昨夜はお世話になっている銀行の新年会に参加してまいりました。様々な業態の代表者様と
お仕事のことや近況などの話が聞けてとても良い時間となりました。中でもバイオマス事業
の事はとても新鮮でしたね~。私の知らないジャンルでしたが住宅とコラボできたら面白い
とも感じました。
そして、同業の建設関係でも様々なお話をしている中で、家を建てる上で「建築建材について
知らない方が多い」というキーワードが出ていました。確かにどんな材料があって何が良いのか?
なんて知らないのが大部分かと。そんな方へこのブログで少しでも知識を届けたいと思います。
まずは屋根からスタートしていきたいと思います。
『屋根の種類ってどのくらいご存知でしょうか?』主流はこんな感じですよね。
大きく分けると4種になります。屋根に使われている材料は大きく分けると、
①粘土瓦(釉薬、無釉)
②セメント瓦(プレスセメント瓦、コンクリート瓦)
③スレート瓦(化粧スレート、天然スレート)
④金属系 の4種類に分けられます。
では、どの屋根材が自分に希望に合うのか? お家のデザインによっても変わりますが
重要なのが、それぞれの屋根材の特徴や価格帯、将来のメンテナンスの費用や頻度も理解
しておくことが大切です。
まずは耐久性について。この4種の中で一番は何と言っても日本の伝統、神社仏閣でも
採用されている日本瓦(粘土瓦)が実証からも一番と言えます。耐久性は60年ほどです。
次は金属系になります。
有名なのが、ガルバリウム鋼板と言われ、アルミニウムが55%含まれます。アルミニウム
の特徴である耐食性、耐熱性、熱反射性が付与されています。また、43.4%含有の亜鉛の
犠牲防食機能により、従来の塗装トタンなどよりも耐久性が格段に向上していますので
耐久年数も25年~30年と言われています。
一番耐久性が低いのはスレート系で、セメント成分に繊維質の材料を織り交ぜてできた薄い
屋根板です。スレート以外にも、カラーベスト、コロニアルなどの商品名で呼ばれたりもし
ます。一般的に広く使用されており、そのため屋根材メーカーが作るデザインやカラーの
バリエーションも豊富ですが表面が塗装で仕上げてあるため耐久性は10年~15年です。
というように今回は耐久性で比較してみましたが、素材によって耐久性がかなり異なります。
今日はこの部分だけまずご理解いただけたら幸いです。
次回は価格についてお話させていただきます。
では、また。(^^)/