こんにちは、豊橋市で自然素材住宅と地下空間住宅を作っているナナハウスの中島です。
いつもご拝見いただきありがとうございます。
昨日、日銀の黒田総裁が会見し大規模な金融緩和策を維持することを発表ましたね。消費税率の引き上げ後、
駆け込み需要の反動が一部でみられるものの、景気は「基調としては緩やかに拡大している」と、これまでと
同じ判断を示し、今後の動向を見極めるとの事でした。私たちは追加緩和によりお金を借りやすい環境にはな
りますが、まだまだデフレ脱却とはいかない感じですね。でもあと数年ってとこでしょうか。
会見というと会見ではありませんが、とあるセミナーでナナハウスの取り組み事例という事で県内で工務店を
経営されている方々に活動の発表をしてまいりました。地道な変革と行動で少しづつ認知も高まりお客様から
のお問合せも増えた部分の要因をお伝えさせていただきましたが、人前で話すのはやっぱり緊張しますね。
ナナハウスもより活発な活動をしてお客様に安心、安全なお家をご提供していきたいと思います。
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さて、先日は屋根の価格帯ををお伝えさせていただきましたが、本日は重さについてお伝えさせていただきます。
㎡(1m×1m四方あたり)
①粘土瓦 :50Kg/㎡
②スレート系:20Kg/㎡
③セメント系:45Kg/㎡
④金属系 :5Kg/㎡
上記が重さになります。要は粘土、砂などを使っている屋根材については素材の比重が重いためこの重量
になります。金属についても、もちろん鉄の比重もありますが、ここで見ていただきたいのが『重い・軽い』
という事です。②のスレート、④の金属系については粘土系の1/2、金属については1/10です。何故か?
これは『厚み』なのです。②のスレートは約5㎜、④の金属系は0.5㎜と1㎜もありません。
というようにそれぞれの素材に対し重さは変わりますが、②のスレートについては価格が安いという部分では
原材料を使う量が少ないので価格も安価で製造できるのです。
出典:(ケイミュー株式会社参照)
それぞれ素材と厚みによって重量は異なりますが、屋根材の重量があるほど家全体の重さが重くなるという
事なので家の頭にどれだけの重りを乗せるか?という事になります。よって巨大地震の際に振られる震度に
よっては振り子のように大きく振られて家本体に負荷が掛かることになります。どれがベストなのか?は家
の構造やデザインによって異なりますが、それぞれ一長一短あります。選定に関してはしっかりと建築会社
としっかり話し合って決める事がベストだと思います。
次回は『音』についてお伝えさせていただきます。
では、また。(^^)/