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騒音対策を考えている方へ!注文住宅の防音対策について解説します!

静かで落ち着ける住まいを理想とする方にぜひ知っていただきたいのが、注文住宅の防音対策です。
防音対策をすれば、外からの騒音の侵入を減らすことはもちろん、室内の生活音も抑えられます。
今回の記事では、注文住宅の防音対策について解説します。

 

□防音対策の基準とは?

まずは、防音対策を施す際の基準となる、遮音等級(Dr等級)について見ていきましょう。
遮音等級とは、建物の遮音性能のレベルを表します。
例えば壁やサッシの場合は、遮音性能を表す数値の前にDが付けられ、「D25」のように表記されます。
この数値が高いほど遮音性能が高いです。

楽器を例にとると、ギターの音は80デシベル、ピアノの音は100デシベル、ドラムの音は120デシベル程度と言われています。
もし、近隣の迷惑にならずに、思いきりドラムの練習ができる部屋を設置したい場合、120デシベル程度の音を遮断する必要があり、遮音等級としてはD-65〜D-75程度が必要となるでしょう。

このように、目的に合わせて必要な遮音等級の防音対策を施すことが重要です。

 

□具体的な騒音対策とは?

ここからは、どのようにして騒音の侵入を防ぐのかを具体的に解説します。
今回は4つの方法をご紹介するので、それぞれ見ていきましょう。

1つ目の方法は、外壁を多層構造にすることです。
吸音材としても優れた無機質繊維系断熱材や、構造用耐力面材、石膏ボードなどで多層の外壁構造を作ることで、音を効果的に減衰させます。

2つ目の方法は、窓などの開口部に遮音性に優れた部材を採用することです。
例としては、アルゴンガスと気密性の高いサッシ構造を挟んだ複層ガラス窓が挙げられます。
騒音の出入り口となる開口部の遮音性能を高めることで、外の騒音の遮断はもちろん、室内の生活音も抑えられるでしょう。

3つ目の方法は、防音排水管を採用することです。
吸音材と遮音材が使われた防音排水管を取り入れることで、排水音がほとんど聞こえなくなります。
加えて、水回りの音への対策として、サイレントシンクやサイレントレールなどもおすすめです。
食器を置く音や水ハネ、引き出しを閉じる際の音といった、日々の生活音が軽減されるでしょう。

4つ目の方法は、防振吊木の採用です。
足音などによる振動を吸収し、2階の足音を軽減できます。
加えて、剛床構造や天井裏への吸音材の施工も、防音対策として効果的でしょう。

 

□まとめ

今回は、注文住宅の防音対策について紹介しました。
「小さなお子さまの睡眠を邪魔したくない」
「休日は、騒音を気にせずにゆったりと過ごしたい」
このようにお考えの方は、ぜひ注文住宅の防音対策を検討してみてください。
注文住宅に関して、ご不明点などございましたら、お気軽に当社までご連絡ください。

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