注文住宅の購入をお考えの方はいらっしゃいませんか。
中でもペットを飼っている方は、ペットにも気を配った設計にしたいとお考えではないでしょうか。
そこで今回は、注文住宅でペットと暮らすときのおすすめの工夫について紹介します。
□ペットと暮らす際の工夫について
できるだけペットの体に負担をかけないために、階段などの段差はできるだけ小さく、緩やかにすることがおすすめです。
人間は靴下を履いたりスリッパを履いたりすることで、足への負担やダメージは軽減できます。
しかし、ペットはそうではありません。
特に肉球はデリケートな部分であるにも関わらず常に直接床と接しています。
そのため、階段などを緩くし、肉球への負担を軽減させることが大切になるでしょう。
また、これによって飛び降りた時の衝撃も最小限に抑えられます。
段数が増える点が気になる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、階段が緩やかであれば、妊婦さんやお年寄りにとっても上り下りがしやすく安全です。
そのため、ペットにとっても人間にとっても便利で安心な階段にできるでしょう。
フローリングの種類を工夫することもおすすめです。
例えば、ペットがメインで生活する場所は滑りにくいコルクの床やペット用のコーティングをした床にすると良いでしょう。
普通のフローリングは滑りやすく、こけて怪我をする原因になりかねません。
そのため、滑りにくい床を選ぶことがおすすめです。
□ペットと暮らす際の注意点について
ペットと暮らす際に十分に気をつけて欲しいのがダニです。
ダニが繁殖しないよう、しっかりと換気ができる設計にしましょう。
外出中は家を締め切った状態でペットを残す方が多いと思います。
その際は、締め切った状態でも換気ができているのかどうかを確認しましょう。
特に夏場は、ペットのためにエアコンをつけたまま外出するという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、そうなると狭い空間を閉め切ることになります。
長い時間閉め切っていると、換気が不十分になる場合があります。
衛生的な家を保つためには、断熱材を使用して涼しくしたり、太陽の熱をうまく取り込んで部屋を暖かくしたりする工夫も必要でしょう。
□まとめ
今回は、注文住宅でペットと暮らす際の工夫について紹介しました。
ペットは家族の一員です。
皆さんにとって、どうしても無視できない大切な存在でしょう。
人間もペットも快適な生活が送れるよう、今回紹介したことを参考にしていただければ幸いです。