注文住宅をご検討されている皆さん、玄関にこだわりませんか。
玄関は来客の方が必ず通るところであるため、なるべくこだわりたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、広さによってできることは限られてしまいます。
そのため本記事では、玄関の広さの違いによる違いを解説します。
□広さの違いによる違い
玄関にどれくらいの広さが必要なのか、明確に答えられる方はいらっしゃるでしょうか。
多くの方は、玄関の広さについてあまり深く考えたことがないのではありませんか。
玄関の広さは、家族構成人数によって変わるため、本記事では広さとおすすめの家族構成人数をご紹介します。
*2畳の場合について
まずは、2畳の場合は3〜4人家族向けのサイ
ズで、玄関として無理なく使えるサイズです。
一般的なマンションはこのサイズが多く、戸建の住宅であればこのサイズより広いタイプが主流です。
また、この大きさであるとシューズクローゼットなどを配置してしまったり、荷物をため込んでしまったりするとすぐに埋まってしまいます。
*3畳
次に、3畳の場合は4〜5人家族向けのサイズで、一般的な家庭では最も大きいサイズといえるでしょう。
しかし、余分なスペースが多いわけではないため、大型のシューズケースを置く場合や、インテリアにこだわりたい方には狭く感じるかもしれません。
*4畳
最後に、4畳の場合は5〜6人家族向けのサイズで、土間部分やホール部分、収納スペースに余裕があり、一般的な家庭であれば不満が出ることはまずないでしょう。
インテリアなどにもこだわれますし、おしゃれな空間を玄関でも実現できるでしょう。
□玄関の広さを考える上での収納の重要性について
収納量のトラブルによる注文住宅の失敗例は数多くあります。
そのため、収納スペースが確保されているかを考えることは、玄関の広さを考える際にも重要な要素です。
具体的な数値としては、最低でも1畳は収納スペースとして確保しましょう。
その他にも、ゴルフをする方はゴルフクラブや、サイクリングをする方は自転車など、ご自身が玄関に置くであろうものを想定して、実際にどれほどの収納スペースが必要か、設計前や購入前にしっかりと考えてください。
□まとめ
本記事では玄関の広さについて解説しました。
玄関は多くの方が軽視されることが多いのですが、収納の面や住宅の顔であることなどの観点からも、住宅の非常に重要な役割を担っています。
そのため、安易に決めるのではなく、ご自身でライフスタイルをできるだけ明確にし、理想にあった玄関の広さなどを決めてください。