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介護リフォームの目的と事例とタイミング

介護リフォームの目的と事例とタイミング

介護リフォームの目的と事例とタイミング

 

今まで普通にできていたことも、年を重ねていくうちにできなくなっていきます。

介護をしてくれる人が側にいればいいのですが、そうではない人も大勢います。そこで、高齢者が住みやすいように改築する、介護リフォームが近年注目を浴びています。少子高齢化が進む中、介護が必要な方の自立と尊厳を保てるようにすることが目的で、介護をする人の負担を減らすことも考慮された家づくりが推奨されています。

そこでこの記事では、介護リフォームの必要性や高齢者が住みやすい家とはどのようなものなのかをお話ししていきます。ご自身もしくは家族のためにバリアフリーを考えたリフォームを検討されていた方は、ぜひ参考にしてください。

介護リフォームの目的

事故防止のため

高齢者で一番怖いのは、転倒からの骨折です。最悪の場合は、頭を強く打って取り返しのつかないことになることも考えられます。2018年独立行政法人国民センターの調べで、65歳以上高齢者の転倒事故発生場所の77%は住宅という結果が出ており、いかに怪我をしにくい住宅を作るかが大事になってきます。

事故は未然に防ぐことができるので、あらゆるケースを想定し、事故が起きないような家にリフォームしましょう。

被介護者が自立した生活を送るため

同じ家、もしくは身近な場所に介護をしてくれる人がいる場合でも、人間らしい生活を送るために、できることは自分でするような環境作りが大切です。何をするにも人の助けが必要な暮らしは、本人にとっても介護者にとってもストレスになってしまいます。お互いの負担を減らすためにも、なるべく自立した生活が送れるような家を作りましょう。

介護者の負担をできるだけ小さくするため

この先何年続くかわからない介護は、介護者の精神的な負担になります。介護に疲れて親と共に心中をする人たちがいるほど、想像以上に大変なことなのです。日々の介護の負担を小さくするためにも、介護リフォームを検討する家が増えています。

介護リフォームのタイミング

介護リフォームをするタイミングは、”介護が必要になった時”です。実際に介護が始まらないと、何が不便なのか気付きづらいのが正直なところです。家の中でも車イスが必要なのかどうかの違いで、どこまでリフォームするかも変わってきます。介護が必要になった時、もしくは必要になることが予想されるタイミングで介護リフォームを考えましょう。もちろん将来のことを見越して、早め早めにバリアフリー化をしておくのも良いでしょう。

介護リフォームの事例

段差をなくす

介護リフォームで一番に考えるのは、玄関や家の中の段差を全てなくすことです。高齢者は足の筋肉が衰え転倒しやすいので、小さな段差でもすぐにつまずいてしまいます。また、家の中でも車イスが必要な人は、車イスが十分に通れるスペースが必要となるので、いちいち人の手がいらないような家づくりをしておくことが大事です。

手すりをつける

たかが手すりと思うかもしれませんが、手すりがあるだけで座ったり、立ったりするのが随分楽になります。階段はもちろん、廊下やトイレにも設置することをおすすめします。多少勾配があったとしても手すりがあれば安心して歩くことができます。

扉の取り替え

意外と盲点なのですが、開き戸は体の不自由な人にとってかなり負担になります。片方に杖を持っている場合もありますし、車イスに乗っている場合も考えられるので、引き戸の方が圧倒的に、勝手がいいです。扉の取り替え程度であればそれほど費用もかからないので、ぜひ検討してみてください。

お風呂場の見直し

介護で一番大変なのが入浴なのではないでしょうか。お風呂場は床が濡れているので、非常に転倒しやすい場所です。お風呂場での事故を防ぐために、濡れていても滑りにくい床材に変更しましょう。洗い場だけでなく、浴槽の下にも滑り止め加工をするとなお安心です。

またその他のリフォームとして、浴槽への出入りがしやすくなるように、またぐときに足をあまりあげなくてもいい高さにすること、入浴させるときに入れやすいように広めの浴槽にすること、身体を洗うときに使う大きめ椅子の設置などが挙げられます。

まとめ

介護リフォームをすることで、被介護者の自立を促すだけでなく、事故防止や介護者の負担の軽減も期待できます。費用はかかりますが、命には変えられないので、介護が必要な人が家族にいる場合、介護リフォームを強くおすすめします。「介護リフォームをして損をした」ということは絶対にないので、少しでも興味がある方はぜひ検討してみてください。

大進建設は愛知県豊橋市・豊川市を中心に、新築・リフォームを請け負っています。明るくアットホームなショップですので、様々なことをお気軽に相談して頂けます。住み慣れた町と住み慣れた家で老後を迎えるために、介護リフォームにも力を入れているので、お客様のご要望をお聞きするのはもちろん、ご提案もしっかりとさせていただきます。リフォームをお考えの方は是非ご相談ください。

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