注文住宅を検討している方の中には、床材を選ぶのに苦労している方も多いでしょう。
また、それぞれの床材の特徴がよく分からない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
それぞれの床材にも特徴があり、適材適所で配置するのが大切です。
そこで今回は、床材の種類と床材を選ぶときのコツを紹介します。
□注文住宅の床材の種類について
床材は内装の中でも存在感が大きく、後から改装するのが難しいパーツです。
住宅の内装を考える際は、まずは床材から選ぶようにしましょう。
注文住宅の床材にはそのような種類があるのでしょうか。
ここでは3種類の床材を紹介します。
*フローリング
複合フローリング、シートフローリングといった種類があります。
ナチュラルな素材として無垢材のフローリングが人気になりつつありますが、水分に弱いので注意が必要です。
水回りや湿気の多い場所使用するのは避けましょう。
*クッションフロア
クッションフロアは水に強いという特徴があるので、フローリングとは反対に水回りに利用するのがおすすめです。
近年は種類が増えつつあるので自分好みのデザインが見つかるでしょう。
デメリットとしては、安っぽい見た目になってしまうことが挙げられます。
*カーペット・タイルカーペット
カーペットは他の床材に比べて防音性や保湿性に優れています。
また、歩くときも滑りにくく、クッション性が高いので万が一転倒した際も安心です。
しかし、汚れが落ちにくく、ダニが発生しやすいのが難点です。
□注文住宅の床材を選ぶコツとは
では、注文住宅を建てるとき、床材は何を基準に選べば良いのでしょうか。
まず重要なのは、利用シーンに合わせて床材を選ぶことです。
例えば、キッチンや洗面所には耐水性に優れた床材を、ペットの専用スペースには汚れを落としやすい床材を、そして子供部屋には滑りにくい床材を利用するというように、それぞれの床材の持つ特徴を考慮して適材適所の配置を心がけましょう。
また、数年後、数十年後のことを考えて床材を選ぶことも大切です。
特に、天然素材は定期的な手入れが必要です。
天然素材に魅力を感じて床材を選んだけれど、数年後にはメンテナンスが面倒になってしまうこともあるかもしれません。
その場合は、床材を張り替える手間が余分にかかってしまうことを把握しておきましょう。
□まとめ
今回はそれぞれの床材の特徴と、選ぶ際のポイントを紹介しました。
床材は、見た目で選ぶのも重要ですが、部屋の用途やメンテナンスの手間まで考慮して住宅に対する満足度を向上させましょう。
注文住宅を検討している方は、この機会に理想の住まいをもっと具体的に考えてみるとよいかもしれません。