吹き抜けに付ける照明は、部屋の印象にダイレクトに関わるので、慎重に選ばなければなりませんが、どのような照明を選べば良いのでしょうか。
照明に関する失敗例を知ることで、照明の選び方のヒントを知っておきましょう。
今回は、吹き抜けの照明で失敗しがちなことや最適な照明の選び方について紹介します。
□吹き抜けの照明でよくある失敗例をご紹介!
1つ目は、カタログスペック以外を見ていなかったという失敗です。
カタログに掲載されている照明器具の明るさは、一般的な天井の高さに合わせた明るさになっています。
そのため、高さのある吹き抜けの照明に通常の照明を選ぶと暗くなってしまいます。
吹き抜けに照明を付ける際には、照明の数を増やすか、より明るいものを選ぶ必要があります。
2つ目は、部屋全体を明るくすることだけにこだわったという失敗です。
明るくしようとして照明をたくさん配置しすぎるのも良くありません。
照明の数が多すぎると目に光が入りやすくなるので落ち着きのない空間となってしまいます。
よりリラックスできる空間にするためには、間接照明なども利用する必要があるでしょう。
3つ目は、部屋の明るさがバラバラになったという失敗です。
吹き抜けは高さがあるため、1つの照明だけだと明るさにムラが出てしまいます。
丁度良い明るさにするためにたくさん照明を使うと前述した落ち着きのない空間にもなりかねないので明かり溜まりを作るなどしてバランスを考えなければなりません。
□照明の選び方とは?
照明にはいくつか種類があります。
シーリングライトは天井面に取り付けるタイプのライトです。
大きなサイズであれば存在感が大きく、デメリットになる場合があります。
ダウンライトは、天井に穴を開け埋め込むタイプのライトです。
天井と一体化するので、すっきりとした印象で部屋が広く見えます。
シーリングライトは全体的にやんわりと部屋を照らすので、くつろぐスペースに付けると良い照明です。
ダウンライトは、シーリングライトよりも部分的に強い光で照らすという特徴があるので、くつろぐスペースよりも、通路や収納・作業スペースのような明るく照らした方が便利な場所に設置するのが良いでしょう。
□まとめ
今回は、吹き抜けの照明で失敗しがちなことや、どのような照明を選べば良いのかについて紹介しました。
吹き抜けの照明は光の強さと数に注意して、落ち着く空間を実現できるようにしましょう。
ダウンライトとシーリングライトに関しても、その部屋の用途に合わせて選ぶと良いでしょう。