新築の際に断熱材の導入を考えている方はいませんか。
断熱材は家の空気を一定に保ってくれるため非常に便利ですよね。
実は断熱材にはいくつかの種類があり、効果や費用も違います。
よって今回は、断熱材の種類について新しい家を考えている方向けに解説します。
□断熱材の役割とは?
断熱材というと部屋の温度が一定に保たれるという効果が有名ですが、そのほかにも嬉しい役割があります。
役割の1つ目は、部屋の空気を清潔に保てることです。
夏や冬にエアコンをつけて部屋を閉め切っていませんか。
せっかくエアコンで部屋を暖めたのに、その暖気を外へ逃がしたくないという理由で換気をしない方は多いです。
しかし、一日中窓を閉め切っているとシックハウス症候群のような健康被害が出る恐れあります。
断熱材は部屋の温度を一定に保ってくれるため、換気をしても暖かさが持続します。
役割の2つ目は、冷暖房費を節約できることです。
エアコンで一番電力を消費するのはどのタイミングかご存じですか。
実はエアコンはつけ始めが一番電力を消費します。
断熱材がない場合は熱を加えても熱が外に放出されてしまうため、なかなか設定温度まで到達しない場合があります。
特に設定温度と室温との差が大きい場合は非常に時間がかかるため多くの電力を消費するでしょう。
断熱材があれば加えた熱が出ていくこともなく、すぐに部屋が暖まります。
役割の3つ目は、家が長持ちすることです。
実は断熱材がある家とない家では家の寿命が10年単位で違ってきます。
家が悪くなる原因として結露があります。
結露は水滴が発生するだけでなく木材などを腐らせてしまうため家の寿命に大きく関わります。
目に見える結露は拭き取れば問題ありませんが、家の内部で発生する結露は大切な柱などを腐らせてしまう可能性もあるため深
刻です。
断熱材は結露の発生を防ぐ効果もあるため家が長持ちすることにつながります。
□断熱材の種類について
断熱材の種類として「無機繊維系」、「木質繊維系」、「天然素材系」、「発泡プラスチック系」があります。
それぞれの系の中にも様々な素材の種類があるため、予算に応じて自分に合った素材を探してみましょう。
また、素材によって工法も異なります。
代表的な工法として「外張り」と「充填」があり、外張りのほうが高額になることが多いことも押さえておきましょう。
□まとめ
今回は断熱材の種類について新しい家を考えている方向けに解説しました。
断熱材には様々なメリットがあります。
断熱材にはたくさんの種類があるため、わからないことがあればぜひ当社にご相談ください。