こんにちは、豊橋市で自然素材住宅と地下空間住宅を作っているナナハウスの中島です。
いつもご拝見いただきありがとうございます。
皆さん三連休はいかがお過ごしでしょうか?私はフル出勤で頑張っております。(^^;)天気も良いの
で、それぞれで楽しまれているかもしれませんが、コロナウィルスの事もあるので自粛されている
方も多いかも。昨日、ジェットスターのメルマガでGWの空席状況が届きましたが、どこもガラガラ
でしたね。ほんと深刻な状況になってきました。早く終息してほしいです。
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さて、昨日は塗り壁についてご説明させていただきましたが、本日は『板材』についてご説明させて
いただきます。板材も以前、『木の種類』シリーズでお伝えさせていただいておりましたが、外壁に
も板材を使う事があります。もちろんメイン材として活用したり、装飾としても活用されています。
ただメイン材としての活用は様々な外壁材が出てきた事もあり、使用例はごく僅かですがヒノキが多
いですね。あとはログハウスで使われているレッドシダーやウリンといった雨に強い木材がほとんど
です。雨に濡れない場所でのデザインとして使う事もあり、そういう場合はオーク材も使われる事が
あります。
あと和風建築の場合は軒天や庇などに杉材などを使う事があります。というように木材は酸性雨に弱
く腐食によって見栄えが悪くなったり、耐久性が無くなったりしますので、あまり適さない材料と言
えます。でも昔は現代のような画期的な外壁材が無かったので木で覆う事しかできず、耐久性が低い
事を知っての使用でしたが、実は一工夫する事で耐久性を良くしていたんです。知ってますか?
それは『焼く』んです。焼杉と言って焼く事で炭にして炭素層で腐食を防いでいたんですね。昔の方
の知恵ってすごいです。
(出展:米村和夫建築アトリエ様参考)←素晴らしい建築です。
実はナナハウスでもこの3月7日にデビューする『KU-RO』(クーロ)もレッドシダーを標準採用して
いるんです。やっぱり木を外壁の一部に使うと柔らかいイメージでお洒落なお家になります。
また良かったら3月7日(土)~22日(日)まで完成見学会を開催しますので、その板材
レッドシダーを実際に見ていただきたいと思います。
次回は板材につモルタルについてご説明したいと思います。
では、また。(^^)/